金正恩体制におけるチュチェ思想
首領絶対主義「金日成・金正日主義」 2011年12月金正日総書記の死去により最高指導者に就任した金正恩第一書記(当時)が金正日時代に「金日成主義」と呼ばれていた首領絶対主義を「金日成・金正日主義」と呼ぶようになる。 「朝…
通名と誇りは共存できない理由
通名と誇り SNS上にて、本名で活躍する同胞を紹介した某日本メディアの記事が紹介された。 それを受けて“誇りと本名使用をつなげない方がいい。まるで通名生活者に誇りが無いかのように捉えられ、ネトウヨに利用されるおそれもある…
チュチェ思想の学術的解説
人間中心の世界観 在日朝鮮社会科学者・朴庸坤(パクヨンゴン) 先生の著書「チュチェ思想の世界観」(1981)の一部を解説する。 「チュチェ思想とは人間中心の世界観である。それは、物質的生活環境や絶対的精神、神的存在など人…
チュチェ思想の変質 首領絶対主義に反対する
民族を愛するとはどういうことなのか わが民族は少なからず民族虚無主義者がいる。その理由は朝鮮民族・朝鮮半島の抑圧された悲惨な歴史があるからだ。それを直視できず目と耳を塞いでしまう。在日同胞の中には当事者だという客観的事実…
在日同胞の民族教育擁護活動に対する提言
2月12日付の朝鮮新報の報道によると、高校無償化制度や幼保無償化制度からの朝鮮学校除外をはじめ民族教育への風当たりが強まる中、各地で民族教育権を守るための朝・日市民らによる活動が活発に行われているという。 第376回大阪…
朝鮮労働党 2020年の方針「正面突破戦」について
内部の力強化、基本は経済 去る2019年12月28-31日に開催された朝鮮労働党中央委員会第7期第5回総会。朝鮮新報の報道によると、朝米膠着状態の長期化に金正恩(キムジョンウン)委員長は、米国の本心は対話と交渉の看板を掲…
チュチェ思想の成り立ち
中ソ対立の間で登場する チュチェ思想は、1950年代後半から表面化した国境を接する同じ社会主義陣営の中華人民共和国とソビエト連邦の対立の間で朝鮮民主主義人民共和国はどちら側にもつかず自主路線でいくと決めた、最高指導者・金…
チュチェ思想を生活で活かす
自分の生き方を見つめ直してみる 住んでいる国・地域 学業・仕事 家族・友達・知り合いなど人間関係 生活をこの三つに分けて一つずつ考えてみよう。 これらとどう関わり、これからどう生きていくのか考える 住んでいる国・地域 例…