「ハーフ」の親戚と「朝鮮」
親戚から届いた結婚式の招待状 以前あるハーフ(父・日本人、母・在日朝鮮人)の親戚から結婚式の招待状が届いた。 筆者あての宛名・名字が通名(祖父、父が使っていた通名。筆者は生まれた時から民族名のみ)で書かれており、どういう…
金正日はなぜ後継争いに勝てたのか
17歳ですでに権力欲の強かった金正日 チュチェ思想の創始者の一人であり、金日成主席の理論書記をつとめ、金一族の内実に詳しい脱北者の黄長燁(ファンジャンヨプ)氏の証言を引用する。 「一九五九年の一月、わたしは金日成に随行し…
結局「チュチェ思想」とは何なのか
「チュチェ思想」と「金日成・金正日主義」 現在チュチェ思想は二種類ある。 一つは金日成主席の考えから生まれた、人間の発展哲学である「チュチェ(主体)思想」。 もう一つは「チュチェ思想」を変質させ個人独裁に利用した首領絶対…
金正恩体制におけるチュチェ思想
首領絶対主義「金日成・金正日主義」 2011年12月金正日総書記の死去により最高指導者に就任した金正恩第一書記(当時)が金正日時代に「金日成主義」と呼ばれていた首領絶対主義を「金日成・金正日主義」と呼ぶようになる。 「朝…
通名と誇りは共存できない理由
通名と誇り SNS上にて、本名で活躍する同胞を紹介した某日本メディアの記事が紹介された。 それを受けて“誇りと本名使用をつなげない方がいい。まるで通名生活者に誇りが無いかのように捉えられ、ネトウヨに利用されるおそれもある…