大国に挟まれ地政学的に不利な条件の朝鮮半島。祖国統一に必要なのは、北・南・海外同胞から事大主義を排除し、祖国・民族の解放という同じ目的に向かって団結することである。
祖国の統一は全民族の利益のための事業であり、全民族が力をあわせ、かたく団結してたたかってはじめて実現される民族あげての事業であります。民族大団結の原則にそって全国的範囲で広域な民族統一戦線を形成することは、祖国の自主的平和統一をかちとるための重要な保証であります。
国と民族を愛し、祖国の統一を望むひとはだれであれ、思想と理念、制度と信仰の相違をこえてみな祖国統一の旗のもとに団結すべきです。
―金日成 (1979)「チュチェ思想について 」白峰文庫
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朝鮮は貧しかったので国外へ移民した人が多い。世界中どこにでも中国人がいるように、現在国外の世界中に600万人の朝鮮人がいる。これはわが民族の強みであり、この海外同胞が同じ目的に向かって団結すればとても大きな力となる。
ビジョンと動機
わが民族は民族虚無主義者が少なからずいる。抑圧された朝鮮民族の歴史に目を背けてしまうのだ。
われわれの先祖はわれわれに利益を与えてくれなかったかもしれない。 そして自分の代では利益を得ることはできないかもしれない。それでも祖国・民族の発展ために小さくても自分ができることを一つずつやっていく。外部勢力や独裁のためではない。民族大団結して同じ目的に向かって進んでいけば、未来の朝鮮人に誇りを持って生きてもらうことができるだろう。